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テスト理論講座

この講座は、ソフトウェア開発プロセスにおけるテストフェーズの重要性を理解し、品質を保証するために必要なテスト手法と概念を学ぶためのコースです。この講座では、テスト活動の目的、種類、およびそれぞれのテストフェーズで求められる具体的な作業について学習し、効果的なテスト計画と実行方法を習得します。

(最終更新日:2023年11月13日)

テスト理論講座のゴール

受講者はソフトウェアテストの要点を総合的に把握し、各開発フェーズでのテスト計画および実施が行える能力を得ることを目指します。定性的および定量的なテスト結果の分析方法を学び、効果的なフィードバックループと問題解決手法を身に付けます。カリキュラム終了後、受講者は品質保証チームのメンバーとして優れたテストスキルを発揮し、ソフトウェアのバグを早期に特定して修正することが可能となり、ソフトウェアの信頼性とユーザー満足度を高めることができるようになります。また、チームリーダーやテストマネージャーとして、テストプロセスの管理と改善を推進するスキルも確立します。

テスト理論講座の概要

各テストフェーズの役割と違いに着目し、単体テスト、結合テスト(内部・外部)、総合テスト、受け入れテストの各段階での具体的なアプローチとテクニックについて解説します。非機能要件に関するテストの重要性や、それをどのように評価するかも学びます。テストシナリオやケースの設計方法に焦点を当て、実際のテスト環境で役立つUnitテストの書き方と実行方法についても実践的なワークを通じて理解します。

テスト理論講座の詳細

講座詳細

受講対象者ソフトウェアエンジニア
受講可能形態集合研修・オープン研修
想定受講時間(eラーニング)-
講座日数(研修)2日

習得スキル

必要となる前提知識特になし
習得できるスキル・知識設計力・プロジェクトマネジメント力
対応資格基本情報技術者試験

デジタルスキル標準項目

標準DX推進スキル標準
学習項目ビジネス変革(戦略・マネジメント・システム)
システムズエンジニアリング

カリキュラム詳細

STEP 1

単体テスト:講義

スタイル動画
想定時間60分
品質管理の重要性、ホワイトボックステスト、カバレッジ、ブラックボックステスト(境界値テスト、デシジョンテーブル)、TDDについて学びます。
STEP 2

単体テスト:ワーク

スタイル演習
想定時間150分
講義内容に付随したワークです。
STEP 3

TDDの実践

スタイル学習ブック
想定時間120分
Track Trainingを用いたTDDの実践を行います。
STEP 4

単体テスト:補足ワーク

スタイル演習
想定時間120分
バグの素についての考察、探索的テストについての調べ学習を行います。
STEP 5

結合テスト:講義

スタイル講義
想定時間30分
個々のプログラムを連結させてシステムとしての動きを確認する結合テストの概要について学びます。
STEP 6

結合テスト:ワーク

スタイル演習
想定時間150分
結合テストの目的とテスト観点について、調べ学習を行った上でグループでディスカッションを行います。
STEP 7

総合・受け入れテスト:講義

スタイル講義
想定時間30分
要件定義で取り決めた一連の「業務フロー」が正しく運用できるのか確認する総合・受け入れテストの概要について学びます。
STEP 8

総合・受け入れテスト:ワーク

スタイル演習
想定時間150分
総合・受け入れテストの目的とテスト観点について、調べ学習を行った上でグループでディスカッションを行います。
STEP 9

その他のテストについて

スタイル講義・演習
想定時間60分
スクリプト型テスト・非スクリプト型テストについて学びます。
STEP 10

理解度確認テスト

スタイルチャレンジ問題
想定時間30分
本カリキュラムの理解度確認テストです

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