受講生は、プロジェクトマネジメントの基本原則と手法について理解し、あらゆる業界のプロジェクトに適用する能力を獲得します。要件の収集からスコープの定義、見積もり、リスク管理、品質管理、スケジュールとコストの管理、プロジェクトの文書化と報告、ステークホルダーとのコミュニケーションまで、広範に渡るスキルセットを体系的に身に付けます。プロジェクトマネジメントの最良の実践を理解し、PMIのPMBOKガイドに基づく統合的なアプローチでプロジェクトを管理する準備が整えられることを目指します。プロジェクトの成功に関わる全ての面で技術リーダーシップを発揮できるようになり、チームを適切に指導してプロジェクト目標を達成できるプロジェクトマネージャーとしてのキャリアを確立する基盤を築きます。

この講座は、ウォーターフォールモデルとアジャイル手法との違いについての解説から開始し、計画と見積もり、要件定義、スコープマネジメントといったプロジェクトの基礎を固めます。V字モデルとは何か、要件定義でどのような成果物を生成するのかを学び、非機能要件の理解にも触れます。実践的なワークセッションでは、プロジェクトの要件を定義し、見積もりを作成する技術を習得します。また、国際プロジェクトマネジメント協会（PMI）が提供するプロジェクトマネジメントボディオブナレッジ（PMBOK）ガイドの原則に基づいたプロジェクトマネジメントの主要な項目についても詳しく解説します。最後に、効果的なプロジェクトの進め方の一環として、ワークブレイクダウンストラクチャ（WBS）の作成ワークを行います。