新 卒母集団形成

適切な母集団形成で約8割が本選考へ。
技術と文化を体感する
モブプログラミングインターンシップ

株式会社メディアドゥ

Introduction

優秀なエンジニアと高い技術力で出版業界を支える使命を持つ同社だが、その事業内容が故にエンジニアからの認知が低く、以前のエンジニア新卒採用では適切な母集団形成やスキル評価に課題があった。 昨年度より新たに採用担当を迎えて体制を整え、出会った優秀な学生を本選考へ繋げるため、効果的なインターンシップの実施を目指した。

Interviewer

VP of Engineering

坂井 健治 様

株式会社ワークスアプリケーションズにて、ECサイトのパッケージソフトやHRプロダクトの開発、 マネージャーを務め、2017年に株式会社メディアドゥへ入社。 2018年からはVP of Engineeringとしてエンジニア組織のマネジメントに従事し、エンジニア採用の責任者も担う。

人事部
採用・人材育成グループ

梨本 彩記 様

株式会社ワークスアプリケーションズに新卒社員として入社後、経営企画に所属。社内のコミュニケーションの活性化や文化浸透に従事する。 株式会社ビズリーチへの転職を経て株式会社メディアドゥへ入社。 現在は新卒中途関わらず、採用企画からオペレーションまで幅広く担当。

人事部
採用・人材育成グループ

太田 友晴 様

大学の情報学部を卒業後、1社目ではSEとして政府基盤系システムに2年ほど携わる。 複数の人材エージェント会社で従事し、人事としてメディアドゥへ入社。 現在は、中途採用をメインに採用企画・オペレーションを行っている。

Outline

Issues

コーディング経験者の志望度を高めるインターンシップを実施したいが、
母集団形成や設計のノウハウが社内に無い。
スキルの見極めにも課題がある。

Solution

開発技術が必要な
モブプログラミングインターンシップの企画・運営で支援を受け、
エンジニアが活躍する企業としての認知向上を狙う。
書類や面接で見極めにくいコーディング力も可視化された。

Impact

学生がメディアドゥの技術や文化を体感し、
参加者の約8割が本選考へ。
コーディング選考で定量的にスキルを見極め、2人が内定。

Issues

導入前の課題

コーディング経験者の志望度を高めるインターンシップを実施したいが、
母集団形成や設計のノウハウが社内に無い。
スキルの見極めにも課題がある。

メディアドゥは、ITのプレイヤーが少ない出版業界において、「2000社以上の出版社、150店以上の電子書店と直接取引がある」という稀有なポジションと、業界全体の発展を支えるためのテクノロジーを兼ね備えたIT企業です。技術部門では、技術を手段として考える趣向を持ち、かつ一定のコーディングスキルを持つ方を積極的に採用していきたいと考えていました。

そのためには、採用したいエンジニアの学生さんとどのように接点を持って、どんな導線で本選考にエントリーしてもらい、明確な基準でスキルを見極めて入社まで繋げるかという設計が必要でした。しかし、当社にはそのノウハウが乏しかったんですよね。新卒へのコーディングスキル試験も、まだ手探りの状態でした。

“ インターンシップのテーマ設定や開発環境の用意など、
何から始めたら良いか分からない状態でした ”

昨今のエンジニア採用は、インターンシップを実施する企業が多く見られます。当社も自社のエンジニアと触れ合い、会社の魅力を体感してもらえるようなインターンシップを実施したいと考えており、ギブリーさんにご相談しました。

ギブリーさんを交えて議論を重ね、メディアドゥは「出版業界の企業ではあるが、エンジニアや技術を主体とするテック企業である」というブランディングを強化する必要があるとの結論に至り、モブプログラミングのインターンシップを実施することにしました。

しかし、インターンシップのテーマ設定や開発環境の準備など、どこから企画を進めれば良いのか分からない状態だったので、ギブリーさんにリードしてもらいました。

Solution

課題解決に至った要因

開発技術が必要な
モブプログラミングインターンシップの企画・運営で支援を受け、
エンジニアが活躍する企業としての認知向上を狙う。
書類や面接で見極めにくいコーディング力も可視化された。

インターンシップの参加者ターゲットは、逆求人イベントやスカウトを通じて出会った、本選考に進んで欲しい学生さんに設定しました。人事の面談を経て、メディアドゥの技術や現場社員の技術レベルなどをさらに知ってもらうために招待しました。

開催内容は、当日の技術メンターを担当するエンジニアも合わせたミーティングをしつつ固めていきましたが、一方で開催オペレーションに関しては打ち合わせをする時間は殆どありませんでした。そこはギブリーさんに運営面の細かいサポートをしていただいたので、スムーズに進めることができました。

参加していただける学生さんたちに、優秀なエンジニアがいる会社だということを伝えたくて、メンターは社内でもトップクラスのエンジニアをアサインし、懇親会時には学生さんと世代の近い若手エンジニアにも来てもらいました。

“ モブプログララミングでは想定を超えるアウトプットがあり、
幅広いスキルを知ることもできました ”

インターンシップのメインであるモブプログラミングは4人1組の2チーム、制限時間は3.5時間で、電子書籍の配信をしているメディアドゥらしさを出した「電子書店をつくる」をテーマに実施しました。

ギブリーさんからは「自由な発想やチームの個性を出してもらうためにも、できる限り広めでファジーなテーマにした方が広い視野で捉えられる」と提案を受け、細かい制限は設けずに要件定義からお任せしました。

結果としては、参加学生の皆さんは本の新着情報が入ったときにLINEボットで通知が来る仕組みや、本を音声で読み上げるシステムを開発しており、大変驚きました。独自の視点の置き方が面白く、企画力のほか、チームで協力してプロジェクトを進めるコミュニケーション能力、企画をコードに落とし込める技術力などの素養を実際に知るためにも、とても意義のある時間となりました。

Impact

導入後の成果

学生がメディアドゥの技術や文化を体感し、
参加者の約8割が本選考へ。
コーディング選考で定量的にスキルを見極め、2人が内定。

インターンシップを通して、リーダーシップを発揮する方や、フォロアーに回って課題を進める方などがいて、各々の属性が見られました。メンターのエンジニアが間に入ることで気付きと成功体験を繰り返しながら真剣に開発していただき、インターンシップで触れたメディアドゥの技術や文化を気に入っていただけたのか、最終的に参加者8名のうち6名が本選考へ進んでくれました。

“ インターンシップから本選考に進む場合でも、改めてtrackのコーディングテストを受験してもらい、技術力を測っています ”

メディアドゥはインターンシップから本選考に進む場合でも、改めてコーディングテストを受けてもらっています。対象者のスキル評価の指標として、大学の研究内容、開発現場でのアルバイト経験などの話を聞くだけでは、本当のスキルを見極めきれません。ギブリーさんのtrackを中途採用で活用していたのですが、このたび初めて新卒採用に応用しました。コーディングテストを実施することで、一定の技術レベルを持っているかを改めて定量的に見極めています。

そして、本選考に進んでくれた6名のうち4名がこのコーディング試験を突破し、2名の方が内定承諾に至りました。

今回のインターンシップは、コードを書ける新卒エンジニア向け採用イベントの集客・開催実績やノウハウを蓄積でき、大きな学びとなりました。メディアドゥのビジネスを発展させ、技術組織の文化を醸成していくためには、新卒を長期的に採用していくことが必要だと考えています。このため、将来的にはインターンシップの規模を更に広げていきたいですね。

株式会社メディアドゥ

「著作物の健全なる創造サイクルの実現」を理念として掲げ、テクノロジーによって「出版社」と「電子書店」を繋ぎ、その先にいる作家と読者を繋げる「電子書籍取次」を主要事業として展開する。業界最多のコンテンツラインナップとともに、最新のテクノロジーを駆使したソリューションを出版業界に提供する。

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