導入事例

株式会社バンダイナムコスタジオ

プログラミング試験の結果によってパーソナリティも可視化されたことで、現場にマッチした採用に繋がっている。

  • Track Test
  • 採用スクリーニング

多数のゲーム分野でヒット作を世に送り出す同社の採用要件は、「ゲーム好き」であることが第一条件であり、選考時の技術スキルよりも入社後に現場の問題や課題を解決に導けるポテンシャルを持っている方を採用している。

  • 課題
    自社で作成した筆記式の技術試験では、
    求める思考性が見極めきれず、
    評価担当のエンジニアに負担が大きかった。
  • 解決策
    事前にプログラミングテストを受験してもらい、
    面接時のコードレビューを通じて
    候補者の思考やパーソナリティを見極める
  • 成果
    Trackの解答結果によって
    エントリーシートの内容の裏付けにもなり、
    最終的に現場にマッチした人材採用に繋がった。

課題

自社で作成した筆記式の技術試験では、
求める思考性が見極めきれず、
評価担当のエンジニアに負担が大きかった。

ゲームの会社なので、採用要件は “ゲームが好き”であることが大前提です。また、プログラミングが好きで一定以上の学力があり、新卒研修を通してプログラミングを習得できそうな人を採用しています。

以前は選考時に当社のエンジニアが作成した筆記式の技術試験を実施していましたが、穴埋め問題が中心で、実際にコードを書いて動かすこともできなかったので、細かくスキルを判定できていませんでした。
問題を作成するのも大変で、実際に現場で使われている技術を反映した問題を作成するためには現場エンジニアのリソースを割く必要もあり、開発業務に少なからず影響が及んでいたんです。

“ Trackは求職者側が自分で開発言語を選んでスキルのアピールができ、
オンライン上での評価が可能なので導入しました ”

現場で求められる適性を正確に見極め、現場エンジニアの評価工数をできる限り削減したいという思いから、何かツールがないかと以前から検討していました。

当社の新卒採用ではサーバ、ゲームプログラマ、R&D、ツール、QAなど数職種に分けて募集をしており、活用している技術も様々です。そこで、「求職者が自分で開発言語を選んでスキルをアピールすることができる」ということを、ツール選定をする上で重視しました。 また、遠方からの応募者にも公平に機会を提供できるようにしたいと考え、これまでは面接のみをオンラインで実施していましたが、技術選考もオンライン化するためにTrackの導入を決めました。

解決策

事前にプログラミングテストを受験してもらい、
面接時のコードレビューを通じて
候補者の思考やパーソナリティを見極める

弊社の新卒採用では、応募者の技術力とやる気を判断しています。面接官は複数名いるので、求める人物像や面接での質問内容がズレないように擦り合わせたり、Trackのテスト内容を相談して決めています。

応募者の方には書類選考合格後、Trackのコーディングテストを受けてもらいます。今まで一斉に行っていたペーパーテストとは違い、Trackなら順次結果が出るので、以前よりもスピーディーに一次面接へ進めています。一次面接ではTrackの点数や解答の内容、エントリーシートなどを見ながらお話し、この方なら一緒に仕事をやってもらえそうだなと思う方を二次面接、役員面接に進めています。

“ 面接のソースコードレビューでは、答えの導き方や詰まった箇所の理由を、
しっかり説明できるかを確認しています ”

事前にオンラインで受けてもらう形式なので、現場面接官が面接前にソースコード確認できるのが大きいです。ソースコードを見ると、きれいに書く方もいれば、時間が足りなかった方、あるポイントで詰まってしまい投げ出してしまったような方など様々で、どのように答えを導き出したのか、どこで詰まったのかが見えるんですよ。

面談ではその結果を見ながら、できなかった理由をしっかり説明する力があるかを確認できるので、面接自体の質が上がりましたね。

成果

Trackの解答結果によって
エントリーシートの内容の裏付けにもなり、
最終的に現場にマッチした人材採用に繋がった。

選考時にコーディング試験でプログラムを組んでもらうと、問題解決に到達するまでの思考過程が見られるので、実際の仕事で求められる、考え抜く力や粘り強さ、計画性などのパーソナリティも見極めることができます。また、エントリーシートや履歴書に書かれている自己分析や自己評価の裏付けとしても役立っています。

“ 試験結果から受験者のパーソナリティが垣間見れる点は、
Track導入時に期待していた成果以上に役立ちそうです ”

コメントの書き方も見ています。実際の仕事でも間違いや失敗はありますが、なぜそうなったのかをしっかりと考えているかということがわかるからです。
また、「何がなんでも答えにたどり着く」といったパーソナリティも垣間見れる点は、Track導入時に期待していた成果以上に役立つものだと感じていますし、結果として以前に比べ、現場にマッチした人材の採用ができていますね。

株式会社バンダイナムコスタジオ
「夢・遊び・感動」を幸せのエンジンと定義し、世界で最も期待されるエンターテイメント企業グループを目指して家庭用ゲーム・スマートフォン向けゲームアプリ等幅広く開発提供する。一流のクリエイター集団が提供するノウハウや技術を活かし、ヒットタイトルを多く手掛ける。
  • 髙橋 秀司 様
    第2スタジオ
    第5プロダクション
    テクニカルマネージャー

    株式会社バンダイナムコスタジオに入社後、家庭用ゲームの「鉄拳」*1、業務用ゲームの「タイムクライシス」*2などの名高い作品の開発を行うゲームプログラマーとして従事する。現在は、現場のエンジニアのマネジメント業務を担っている。 *1,2 「鉄拳」「タイムクライシス」は株式会社バンダイナムコエンターテインメントの製品です。

この企業で利用している
製品・サービス

Track Test
Track Testは、エンジニアのプログラミングスキルをテストし、データに基づいて採用を決定するための技術採用プラットフォームです。

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