テクノロジー人材育成プラットフォーム「Track Training(トラック・トレーニング)」を展開する株式会社ギブリー(以下:ギブリー、東京都渋谷区、代表取締役社長 井手 高志)は、ChatGPT等のGenerative AIの活用術として話題の「プロンプトエンジニアリング」における技術をまとめた、オープンソースの「Prompt Engineering Guide(プロンプトエンジニアリングガイド)」を日本語訳し、「Track Training」のオフィシャルコースとして配信開始いたしました。
本プロジェクトの概要
今回の取り組みでは、オープンソースとして展開されている「Prompt Engineering Guide」の全コンテンツを日本語に翻訳し、ギブリーが提供するテクノロジー人材育成プラットフォーム「Track Training」のオフィシャルコースとして配信いたします。「Track Training」を利用している全ての企業・学校法人にて利用が可能になります。
「Prompt Engeering Guide」とは
このコースは「Prompt Engineering Guide」(https://www.promptingguide.ai/)を翻訳し、「Track Training」のオンライン教材にしたものです。こちらの著作権はDAIR.AIに帰属し(Copyright (c) 2022 DAIR.AI)、MIT License で提供されています。
本コースでは「プロンプトエンジニアリング」という ChatGPT などのGenerative AI言語モデルを効率的に活用するための技術について学びます。「プロンプト」とは、Generative AI言語モデルに与える入力テキストで、モデルに質問や命令を伝えるために使用されます。この技術を学ぶことは、自然言語処理エンジニアや、Generative AIを用いてプロダクト企画・開発を行う人々にとって大きな価値があります。
・自然言語処理エンジニアにとって「プロンプトエンジニアリング」は、大規模言語モデル(LLM)の能力と限界を理解し、質問の応答や推論を用いた複雑なタスクへのアプリケーション能力を向上させる上で役立ちます。
・Generative AIを利用したプロダクト企画者にとって「プロンプトエンジニアリング」を学ぶことは、大規模言語モデルを効果的に活用するスキルを身につけ、革新的なプロダクトやサービスを開発する機会を広げます。
・Generative AIを道具として利用する人々にとって「プロンプトエンジニアリング」は、大規模言語モデルを用いた情報抽出や質問応答を最適化することに繋がり、様々なタスクにおいて効率的な方法で言語モデルを使用することが可能となります。
このコースのコンテンツを正確に読み解くためには機械学習や自然言語処理の知識が必要です。一方、ChatGPT及びChatGPTを活用したサービスの利用者として、テクニックやリスクを学ぶのであれば、ChatGPTなどを利用した経験があれば十分です。
本編の構成
【第1章】Prompt Engineering Guide はじめに
【第2章】Prompt Engineering Guide テクニック
【第3章】Prompt Engineering Guide アプリケーション
【第4章】Prompt Engineering Guide モデル
【第5章】Prompt Engineering Guide リスクと誤用
【第6章】Prompt Engineering Guide 文献やツール紹介
ChatGPT等のGenerative AIを使いこなす人材育成プログラムを同時リリース
これらのChatGPTを中心としたGenerative AIを活用する技術を学ぶインプット型のオンライン教材だけではなく、アウトプット型の人材育成プログラムを同時にリリースいたしました。
この人材育成プログラムを通じて、社内でChatGPTを活用するためのアイデア出しや実践をする環境までトータルでご支援することが可能となっており、企業のDXを推進する人材育成と業務効率化に繋げていくことを目指します。
「Track Training」を活用するメリット
「Prompt Engineering Guide」を「Track Training」を通じて展開することによって、以下のような学習効率化を実現することを目指しています。
教材の配布を「Track Training」上でダウンロード不要で講師が一元管理
通常の紙やファイルで提供する教材を、「Track Training」上でオンライン教材化することにより、常に情報が最新化されている教材を講師が負担なく簡単に配布をすることが可能になります。
学習進捗・習熟度を管理画面で見える化
教材の配布だけではなく、「Track Training」の管理機能により、受講者の学習進捗度や習熟度を常に可視化することができます。そのため、講師は常に一人一人の受講者の状況を確認しながらフォローアップをすることが可能になります。
効果的な学習体験をオンラインで提供可能に
「Track Training」には講師や受講者同士で、解らないことを質問・相談することができる《ディスカッション機能》が搭載されております。教材を読んでも解らないことを質問して解決するコミュニケーションを「Track Training」上で取ることができます。
また、講師や受講者が教材にメモを残す機能があり、気になった箇所や補足したいポイントにメモを残すことも可能です。
このような学習UXを提供することにより、ただ教材を読むだけでは「解らない」「躓いてしまう」というような初学者の課題を解決し、より手厚いフォローアップと習熟度の向上を実現することが可能になります。
お問合せ
詳細のご希望や、ご質問については下記お問合せフォームより受け付けております。