この度、株式会社ギブリーでは、新入社員研修のデジタル(IT_DX)領域への対応に関する意識・実施調査(2024年)を公開いたしました。本レポートでは、205名の企業にお勤めの方、人材育成などの人事業務に関わる方々を対象に、新入社員研修のデジタル領域対応における最新のトレンドや実態を調査し、まとめています。
調査レポートの目的
生成AIの活用推進の糸口が垣間見えた2024年。企業においては生成AI時代に求められるデジタル人材の定義や育成手法、評価方法など、人材活用の軸をアップデートしていくことがより一層求められています。生成AIの台頭により、生成AI関連知識がITパスポートの設問に追加されるなど、2024年8月に更新された経済産業省が提唱する最新の「デジタルスキル標準」が示す通り、IT/DX人材需要の高まりと共に、人材のスキル要件は急速に変化しています。
本調査レポートは、日本企業で働く人事を対象に、求められる人材のスキル要件が変化する一方で、新入社員研修におけるデジタル領域・生成AIへの対応はどの程度進んでいるのかを調査し、2023年度との経年比較をすることで、デジタル領域における新卒研修の動向をまとめたレポートになります。本調査レポートを通して、経営者や人事責任者の皆様が日本国内における育成状況を把握し、今後の戦略にお役立ていただきたいと考えております。
目次
- DX・変革に関する意識調査
- 2024年度 新入社員研修実施調査
- 研修におけるデジタル領域への対応
- 生成AI時代に求められるスキルの変化と研修内容